*
日曜日当日。
行き先は岩崎さんと星野さんが見たいと言っていた恋愛とコメディが混ざった映画を見るため、五駅先のショッピングモールに決まった。
待ち合わせの駅に張り切りすぎて一時間前から着いてしまい、もちろん一番乗りだった。
そわそわすること三十分。いきなり後ろから肩をちょんっと叩かれた。
「おはよう、五十嵐くん。早いね」
いつもサイドツインテールをしている星野さんが今日はストレートに髪の毛を下ろして、服装はシンプルだけど少しフリルのついたワンピースと女の子らしさが滲み出ていて、とても可愛かった。
「お、おはよ。今来たとこ、だよ」
俺らしくもなく動揺してしまい、声が裏返る。なんてみっともないんだろう。
「そっか。実里ちゃんは多分ギリギリに来るだろうな。寝坊しちゃって、それを迎えに来た芦屋くんに怒られてそう」
ふふっと楽しそうに笑う星野さんに、つられてこちらまで笑ってしまう。
「たしかに。あの二人って家も近い幼なじみ同士なんだよね?憧れるな、幼なじみの関係から付き合えるって」
なんかエロい、とつい口が滑りそうになり慌てて閉じる。
星野さんの前でそんな発言なんてしたら引かれて嫌われるに決まっている。気をつけないと。
「んー…でもね、実里ちゃん、この前まで好きな人がいたんだよね…」
日曜日当日。
行き先は岩崎さんと星野さんが見たいと言っていた恋愛とコメディが混ざった映画を見るため、五駅先のショッピングモールに決まった。
待ち合わせの駅に張り切りすぎて一時間前から着いてしまい、もちろん一番乗りだった。
そわそわすること三十分。いきなり後ろから肩をちょんっと叩かれた。
「おはよう、五十嵐くん。早いね」
いつもサイドツインテールをしている星野さんが今日はストレートに髪の毛を下ろして、服装はシンプルだけど少しフリルのついたワンピースと女の子らしさが滲み出ていて、とても可愛かった。
「お、おはよ。今来たとこ、だよ」
俺らしくもなく動揺してしまい、声が裏返る。なんてみっともないんだろう。
「そっか。実里ちゃんは多分ギリギリに来るだろうな。寝坊しちゃって、それを迎えに来た芦屋くんに怒られてそう」
ふふっと楽しそうに笑う星野さんに、つられてこちらまで笑ってしまう。
「たしかに。あの二人って家も近い幼なじみ同士なんだよね?憧れるな、幼なじみの関係から付き合えるって」
なんかエロい、とつい口が滑りそうになり慌てて閉じる。
星野さんの前でそんな発言なんてしたら引かれて嫌われるに決まっている。気をつけないと。
「んー…でもね、実里ちゃん、この前まで好きな人がいたんだよね…」

