「そういう問題じゃないって…」 俺はため息をつくと、ソファーにどかっと腰を下ろした。 「だめ!アドバイスくれなきゃ失敗する、今回色々作るんだから!」 莉子のくせにそんな色々作るなよ、と言いたいのをぐっとこらえた。 そんなことを言ったらメソメソ泣き出すに決まってる。 「うるさいな、ったく…」