──帰路につく道すがら、明るくなった空を見上げる。冷たく刺すような空気に指先や鼻先が痛いほどなのに、心は温かかった。 年が明けて色々あったけど、新年に相応しい出来事だ。 ああ、そうだ。読もうとしていた本も、読まなきゃ。誠二さんが来る前に部屋の掃除もして、これから忙しくなるぞ── 終