添い寝だけのはずでしたが

しばらくすると、葵さまは寝息をたて始めた。


お言葉に甘えて勉強しようかな……。


葵さまの机の前に座ると、机の上に教科ごとにまとめられた資料が置いてある。


これって……。


金銀高校の授業が今どこまで進んでいるのかがよく分かる。


 まさか葵さま……私のために?


 いや、いやいや……まさか、ね。


さっきまで使っていたのか、開いたままのノートパソコンを覗き込む。


その資料を作った時間が、ちょうどお昼休みだということに気付いた。