部屋のドアをノックして、声をかける。
「葵さま、入ってもいいですか?」
「……ああ」
部屋に入ると、葵さまはベッドサイドに腰掛けて本を読んでいた。
いつもの光景。
たったひとつ違うのは……葵さまが、とても好意的なこと。
本を読むのをやめて、高級感漂う黒い箱を見せる。
「お前の好きそうな物、美沙にもらった。全部やるよ」
近寄ってみると、それは人気ブランドのチョコレートだった。
箱の中は仕切られていてそこに数粒、綺麗に入っている。
「嬉しい! 本当にいいの?」
「ああ、ほら」
手に取ろうとしたら、葵さま自らの手で食べさせてくれた。
しなやかな指でチョコを私の口へと運ぶその仕草に見とれてしまう……。
そして、一口で幸せな気分になってしまった。
「葵さま、入ってもいいですか?」
「……ああ」
部屋に入ると、葵さまはベッドサイドに腰掛けて本を読んでいた。
いつもの光景。
たったひとつ違うのは……葵さまが、とても好意的なこと。
本を読むのをやめて、高級感漂う黒い箱を見せる。
「お前の好きそうな物、美沙にもらった。全部やるよ」
近寄ってみると、それは人気ブランドのチョコレートだった。
箱の中は仕切られていてそこに数粒、綺麗に入っている。
「嬉しい! 本当にいいの?」
「ああ、ほら」
手に取ろうとしたら、葵さま自らの手で食べさせてくれた。
しなやかな指でチョコを私の口へと運ぶその仕草に見とれてしまう……。
そして、一口で幸せな気分になってしまった。



