「ねぇ」

「僕たちと一緒にイケナイことしない?」


見ると、3組のチャラ男達が私を囲んだ。

1人の人が、私の手首を掴んでいる。

逃がさないためか?

もう1人は、スキンシップが……多い。

声を出したいけど、声が出ない!


と、その時。


「おい、その女に手を出すな。それか…俺に、殺られてぇのか?」

私を囲んでいたチャラ男達。

一斉にその人を見たら逃げ出した。

「翔真様だ!殺られる前に逃げろε=ε=┏(゚ロ゚;)┛💨💨」

「「「う、わぁー!」」」


チャラ男達はその場から逃げ出していった。


あ、お礼言わなきゃっ

「助けて下さり、ありがとうご……」

最後まで言うか言わないかのところでその人に止められた。

「俺の名前は刃牙螺翔真(ばきら しょうま)。なぁ、俺に付き合ってくれない?」

「……へ?」

助けてくれたお礼だと思えばいい……よね?

だって、無有言わせない感じでしたから。

「わ、かりました」