*** 誰もが皆 本当は 傷つきたくなくて 苦しみたくなくて 真実をどこかに葬ったまま 偽りの現実を見ているのかもしれない もうこれ以上傷つきたくないと 誰かを傷つけることもしたくないと 嘘を繰り返すのかもしれない そんな嘘が 少しずつ自分を磨り減らしていることには気づかずに なのに それでも人を求めてしまうのは 何故なんだろう――― ***