「紗奈、あいつら上手くやれると思うか?」


少し不安そうにしたルーの言葉にソフィは優しく微笑んだ。


「大丈夫よ久遠。あの子達ならきっと上手くやれるわ。それに向こうには結奈たちがいるもの」


「その口調、久しぶりだな。やっぱり、そっちの方が紗奈らしいし俺は好きだぞ」


ルーの…久遠の言葉にソフィは…紗奈は顔を赤くした。


「…久遠の意地悪」


紗奈の赤くした顔を見て久遠は満足そうに笑った。


「でも紗奈はそんな意地悪な俺が好きなんだろ」


「否定はしないけど新しい子が来たらしっかり隠すのよ?」


その言葉に久遠はつまらなさそうな顔をしたが紗奈は続けた。