小学生の頃、途切れ途切れにしか見れなかった初期アニメ版をYouTubeから拾って見ている。
 ヤマトとガミラス軍の壮絶な戦争物語だ。

 全編を通して見ていると感じることが有る。
ガミラス軍、特に役職軍人は我欲に執着していて仲が悪いということ。
にもかかわらず総統 デスラーに対しては無言の忠誠を誓っている。
 どう見ても少し前の中国共産党に重なるのである。
 中華思想に毒された彼らは世界民族を「我こそ支配し得る民族である」と高をくくっている。
 それはガミラス人が地球人を文明未発達の野蛮な人種だと見下していることにも通じる。

 一方のヤマトは地球を救うという一つの目的に団結して進んでいく。
 今、中国帝国を抑え込もうとして西側諸国が団結している姿にも似ているではないか。

 その結果、最終回でガミラス軍はどうなる?
 冥王星基地で開発されていた反射衛星砲にヒントを得た空間磁力メッキでデスラー砲を反射されデスラー自身も死ぬことになる。

 重く心に沁みる言葉が有る。
 異体異心なれば多勢なりとも万事を成就すること無し。
異体同心なれば少数なれど万事を成就すべき。
 宇宙戦艦ヤマトはそのことを教えてくれていた。
 今、日本とナトーが手を結び、東南アジアも変わってきている。
台湾も現状維持路線を継承した。
 その中で中国共産党はかつて無いほどの世界的孤立に陥っている。
 人民解放軍には汚職が蔓延し、戦闘どころの騒ぎではない。
それどころか、国民は共産党の異常さを知り、巨大な騒動乱を起こしかねない状態になっている。
 国家が誠実であれば招かなかった総地獄を迎えようとしている。
 打つ手を全て跳ね返され、術を無くした時が一番危ないのだ。
 夏以降、信じられないような動きに出てくることも予想される。
叶うならば前代未聞の大戦争だけは避けたいものだ。
 戦闘の中で苦しむのは庶民である。
おそらく中国最大の急所は三峡ダムを破壊されること。
 それをやられたら国土の半分は泥に埋もれてしまう。
 そうなれば数百年は復旧すら叶わないだろう。
 ぼくらの文明そのものが解決できない非常に大きな苦難を抱えることになる。
どうしてもそれだけは、、、。