さくらの花に、愛を込めて。

さくら「まさか……」


まだ外は夜明け前。
でも、さくら姫はどうしてもあの場所に行きたいと思いました。


ギィッ……


そして、
部屋を抜け出し、
庭へ出ていきました。


あの場所を目指して。


____
______……


普通の人にはたどり着けない場所。
ロスマン帝国の王家の血筋でないと、見ることのできない場所。

さくら姫は、ちゃんとたどり着けるのか、不安でした。
でも、その不安も、いらぬ心配でした。