さくらの花に、愛を込めて。

あまりの突然のことに、
固まるさくら姫。

何か言わないと……と
必死で、言葉を探しました。

そして、


さくら「その__」




さくら「___真っ赤な花を咲かせている木は、サクラの木なのですか?」


咄嗟に出てきた言葉。
先ほどから気になっていること。
さくら姫は、その気持ちをソラ王子にぶつけました。


ソラ「…!」


するとソラ王子は、再びとても驚いた顔をしました。


ソラ「…この木が、見えるのか…?」

さくら姫は、ソラ王子の言葉の意味がわかりませんでした。
どう見たって、木はそこに生えており、真っ赤な花をつけています。


さくら「はい…。真っ赤な花が咲いております。」

さくら姫は、ソラ王子の質問に答えました。