そしてテーブルを拭いているツンツン頭の鼻ピをしている男の人が葉山さん、その隣でほうきをバットのように構え素振りをしているドレッド頭の男の人が結城さんだと教えてくれた。
「ここ、俺の店でね。昼間はカフェ、夜はバーやってんだ。あの二人とは大学時代のダチ。あ、今26歳な。こんなガラ悪い男共がやってても、来てくれるお客さんも結構いんだよ」
もうすっかり三人に対して怖いという感情はなくなっていた。
何よりも、見ず知らずの私が困っていたところを助けてくれたんだ。
いい人たちに決まっている。
「琥太郎も最初はある日ふらーって何気なくカフェに来た客だったんだ。それが今はあまりにも気が合うんで、バイトとして雇ってんの」
奥の部屋から黒のワイシャツに着替えた天馬先輩が現れ、落ち着いた私にほっとした顔をしていた。
「あ、えっと、雪平杏です。さっきは助けてくれてありがとうございます」
「…別に」
「あのな、琥太郎、さっきのクズ男に杏ちゃんが絡まれてるの見つけた途端走り出したんだよ。こいつ、困ってる人ほっとけないやつだからさ」
川田さんの言葉にこくんと頷く。
天馬先輩が実は優しい人だって私は少し前から知っている。
「今日の昼休みも、助けてくれました」
「あ、そうなの?なんだ、琥太郎、杏ちゃんと知り合いだったのか」
「ここ、俺の店でね。昼間はカフェ、夜はバーやってんだ。あの二人とは大学時代のダチ。あ、今26歳な。こんなガラ悪い男共がやってても、来てくれるお客さんも結構いんだよ」
もうすっかり三人に対して怖いという感情はなくなっていた。
何よりも、見ず知らずの私が困っていたところを助けてくれたんだ。
いい人たちに決まっている。
「琥太郎も最初はある日ふらーって何気なくカフェに来た客だったんだ。それが今はあまりにも気が合うんで、バイトとして雇ってんの」
奥の部屋から黒のワイシャツに着替えた天馬先輩が現れ、落ち着いた私にほっとした顔をしていた。
「あ、えっと、雪平杏です。さっきは助けてくれてありがとうございます」
「…別に」
「あのな、琥太郎、さっきのクズ男に杏ちゃんが絡まれてるの見つけた途端走り出したんだよ。こいつ、困ってる人ほっとけないやつだからさ」
川田さんの言葉にこくんと頷く。
天馬先輩が実は優しい人だって私は少し前から知っている。
「今日の昼休みも、助けてくれました」
「あ、そうなの?なんだ、琥太郎、杏ちゃんと知り合いだったのか」

