〇原宿家・外(朝)
二階建ての家。
〇原宿家二階・原宿みなの部屋
ベッドに原宿みな、パジャマ姿で寝ている。
勉強机がある。窓にはピンク色のカーテンがかかっている。
本棚がある。
原宿さくらの声「みな」
みな、寝ている。
さくらの声「みな」
みな、起きる。目をこする。みな、伸びをする。
みな「ふわあ」
みな、上半身を起こす。
さくらの声「みな」
みな「はあい」
みな、モノローグ「女の子は妄想する」
みな、ベッドから立つ。ドアまで行く。ドアを開ける。
みな、モノローグ「お父さんはパイロット」
〇原宿家二階・廊下
みな、廊下を歩いている。
みな、モノローグ「お母さんはCA」
〇原宿家・居間
ダイニングキッチン。テレビがついている。テーブルに原宿達也(42歳)がついている、スーツ姿。原宿さくら(40歳)、エプロン姿、長い髪。テーブルについている。キッチン横に引き戸がある。
がらがら、引き戸があく。みな、登場。
みな「おはよう」
さくら「おはよう」
達也「おはよう」
みな、テーブルにつく。
みな、モノローグ「お父さんは平凡なサラリーマン」
みな、モノローグ「お母さんは平凡な主婦、噂話ばかりしている」
さくら「昨日は大変だったわね」
みな「うん」
達也「えらいぞ」
みな「(笑顔で)うん」
みな、ため息をつく。
みな、モノローグ「なんでもない日常。昨日のことが嘘みたいだ」
みな、朝ごはんを食べる。
みな「ごちそうさま」
みな、テーブルを立つ。みな、引き戸まで歩く。みな、引き戸を開ける。
〇原宿家・洗面所
洗面台がある。鏡がある。水道がある。洗面台にはコップ。みな、鏡を見て、歯をみがいている。うがいをする。
〇原宿家二階・みなの部屋
みな、茶色の制服を着ている。胸にリボンタイ。ブラウスはリボンタイ一体。ボレロとジャンパースカート。ハイカット丈の黒い靴下をはいている。みな、スクールバッグを持つ。合皮バッグ。リボンがついている。みな、ドアを開ける。
〇原宿家・玄関
みな、ローファーを履いている。後ろにさくら。みな、立つ。
みな「じゃあ、いってきまあす」
さくら「いってらっしゃい」
みな、ドアを開ける。
〇原宿家外
太陽が照っている。
みな「今日もいい天気」
〇贈答学園高校正門前
贈答学園高等学校と彫られた門。生徒たちが入っていく。
みな、歩いている。門に入っていく。
〇贈答学園高校・校庭
校舎がある。生徒たちが、校舎に向かっている。みな、校舎に向かう。
〇贈答学園高校3階廊下
窓があり、教室が並んでいる。生徒たちが1年2組にたかっている。
階段からみな、現れる。生徒たちがみなを見る。
みな(え)
みな、1年2組に向かう。一人の女子生徒がみなに来る。
女子生徒A「原宿さん」
みな「え、ええ」
女子生徒A「昨日、何があったの?」
みな(えええええええ。昨日のこと知れ渡ってるよ。)
みな、モノローグ「一体誰が言いふらすのか。こういうことって知れ渡っちゃうんだよなあ」
みな、モノローグ「大方、先生方が話しているのを盗み聞きしたやつでもいるんだろう」
みな、モノローグ「女の子は妄想する。ドラマチックな展開を」
みな、モノローグ「例えば、人だかりができて、みんなにインタビューされるとか。たちまち時の人、なあんて」
女子生徒A「裸の男子が出てきたってほんとう?」
みな(ええええええええ)
みな(そこまで知れ渡っているのか)
女子生徒B「なんか気持ち悪いよね」
男子生徒C「ロッカー、もう使えねえぜ」
男子生徒D「床とか歩けねえよな」
皆、かたずをのんでみなを見る。
みな「あ、あのさあ、プライバシー権ってのがあるから」
女子生徒A「プライバシー?」
みな「うん」
まき「おはよう」
吉田まき、現れる。眼鏡をかけている。黒いスーツ、タイトスカート。ヒールをはいている。
生徒たち「おはようございます」
みな、まきを見る。
まき、みなに近づく。
まき「原宿さん」
みな「吉田先生」
まき「なんか聞かれなかった?」
みな「聞かれたけど、昨日言われた通り、プライバシー権って言いました」
まき、にっこり笑う。
まき「それは結構」
まき「(皆に)みんな、教室入った!」
生徒たち「えええええええ」
近藤「ほら、みんな入った」
生徒たち「(仕方なそうに)はあい」
近藤、現れる。スーツを着ている。
皆、教室に入っていく。
みな「じゃあ、・・・・・・・」
まき「原宿さんは私と一緒に入ろう」
みな「・・・・・・・」
まき「みんなに説明しておこう」
みな「は、はい」
生徒たちいなくなる。
まき「じゃあ、行こう」
みな「はい」
みな、モノローグ「なんかえらいことになってる」
みな、モノローグ「一体どうなっちゃうんだあ」
みな、モノローグ「私は一躍時の人」
二階建ての家。
〇原宿家二階・原宿みなの部屋
ベッドに原宿みな、パジャマ姿で寝ている。
勉強机がある。窓にはピンク色のカーテンがかかっている。
本棚がある。
原宿さくらの声「みな」
みな、寝ている。
さくらの声「みな」
みな、起きる。目をこする。みな、伸びをする。
みな「ふわあ」
みな、上半身を起こす。
さくらの声「みな」
みな「はあい」
みな、モノローグ「女の子は妄想する」
みな、ベッドから立つ。ドアまで行く。ドアを開ける。
みな、モノローグ「お父さんはパイロット」
〇原宿家二階・廊下
みな、廊下を歩いている。
みな、モノローグ「お母さんはCA」
〇原宿家・居間
ダイニングキッチン。テレビがついている。テーブルに原宿達也(42歳)がついている、スーツ姿。原宿さくら(40歳)、エプロン姿、長い髪。テーブルについている。キッチン横に引き戸がある。
がらがら、引き戸があく。みな、登場。
みな「おはよう」
さくら「おはよう」
達也「おはよう」
みな、テーブルにつく。
みな、モノローグ「お父さんは平凡なサラリーマン」
みな、モノローグ「お母さんは平凡な主婦、噂話ばかりしている」
さくら「昨日は大変だったわね」
みな「うん」
達也「えらいぞ」
みな「(笑顔で)うん」
みな、ため息をつく。
みな、モノローグ「なんでもない日常。昨日のことが嘘みたいだ」
みな、朝ごはんを食べる。
みな「ごちそうさま」
みな、テーブルを立つ。みな、引き戸まで歩く。みな、引き戸を開ける。
〇原宿家・洗面所
洗面台がある。鏡がある。水道がある。洗面台にはコップ。みな、鏡を見て、歯をみがいている。うがいをする。
〇原宿家二階・みなの部屋
みな、茶色の制服を着ている。胸にリボンタイ。ブラウスはリボンタイ一体。ボレロとジャンパースカート。ハイカット丈の黒い靴下をはいている。みな、スクールバッグを持つ。合皮バッグ。リボンがついている。みな、ドアを開ける。
〇原宿家・玄関
みな、ローファーを履いている。後ろにさくら。みな、立つ。
みな「じゃあ、いってきまあす」
さくら「いってらっしゃい」
みな、ドアを開ける。
〇原宿家外
太陽が照っている。
みな「今日もいい天気」
〇贈答学園高校正門前
贈答学園高等学校と彫られた門。生徒たちが入っていく。
みな、歩いている。門に入っていく。
〇贈答学園高校・校庭
校舎がある。生徒たちが、校舎に向かっている。みな、校舎に向かう。
〇贈答学園高校3階廊下
窓があり、教室が並んでいる。生徒たちが1年2組にたかっている。
階段からみな、現れる。生徒たちがみなを見る。
みな(え)
みな、1年2組に向かう。一人の女子生徒がみなに来る。
女子生徒A「原宿さん」
みな「え、ええ」
女子生徒A「昨日、何があったの?」
みな(えええええええ。昨日のこと知れ渡ってるよ。)
みな、モノローグ「一体誰が言いふらすのか。こういうことって知れ渡っちゃうんだよなあ」
みな、モノローグ「大方、先生方が話しているのを盗み聞きしたやつでもいるんだろう」
みな、モノローグ「女の子は妄想する。ドラマチックな展開を」
みな、モノローグ「例えば、人だかりができて、みんなにインタビューされるとか。たちまち時の人、なあんて」
女子生徒A「裸の男子が出てきたってほんとう?」
みな(ええええええええ)
みな(そこまで知れ渡っているのか)
女子生徒B「なんか気持ち悪いよね」
男子生徒C「ロッカー、もう使えねえぜ」
男子生徒D「床とか歩けねえよな」
皆、かたずをのんでみなを見る。
みな「あ、あのさあ、プライバシー権ってのがあるから」
女子生徒A「プライバシー?」
みな「うん」
まき「おはよう」
吉田まき、現れる。眼鏡をかけている。黒いスーツ、タイトスカート。ヒールをはいている。
生徒たち「おはようございます」
みな、まきを見る。
まき、みなに近づく。
まき「原宿さん」
みな「吉田先生」
まき「なんか聞かれなかった?」
みな「聞かれたけど、昨日言われた通り、プライバシー権って言いました」
まき、にっこり笑う。
まき「それは結構」
まき「(皆に)みんな、教室入った!」
生徒たち「えええええええ」
近藤「ほら、みんな入った」
生徒たち「(仕方なそうに)はあい」
近藤、現れる。スーツを着ている。
皆、教室に入っていく。
みな「じゃあ、・・・・・・・」
まき「原宿さんは私と一緒に入ろう」
みな「・・・・・・・」
まき「みんなに説明しておこう」
みな「は、はい」
生徒たちいなくなる。
まき「じゃあ、行こう」
みな「はい」
みな、モノローグ「なんかえらいことになってる」
みな、モノローグ「一体どうなっちゃうんだあ」
みな、モノローグ「私は一躍時の人」



