メガネをはずしちゃいけません!

相沢「ほんとか?やった…ありがとう。」



美奈「っ…」



相沢くんの眩しい笑顔に
思わず言葉を失ってしまった。


こんな風に笑うんだなぁ…
もっと、笑った顔が見たいな。

そんなことを考えていると、


相沢「放課後までもう少し時間あるし、時間潰さない?」

と、提案してくれた。


美奈「え…うん、私は大丈夫だよ!」


でも、どうやって…



___
______…



相沢くんの背中についていくままに、
連れて来られた場所は、
河川敷横にある小さな公園だった。
小さいながらにも、植木や花が整備されて
とても綺麗な公園だ。



相沢「ここ、実は俺の家から近くて、小さい頃からよく来ててさ。気持ちを整理したいときとかに、今でも来たりするんだ。」


美奈「そうなんだ…とっても綺麗な公園だね。」


相沢「だろ?実はここの管理人と顔見知りなんだけど、いつも張り切って整備してるからなぁ。」

そういって、相沢くんはクスッと笑う。


相沢「ここ、俺の秘密の場所なんだ。家族以外に教えたのは美奈が初めてだよ。」


美奈「え…」


そんな大切なことを、教えてくれたんだ…


相沢「美奈が悩んで苦しい時、俺は必ず支える。でも、時には1人でゆっくり考えたいこともあるだろうからさ…」


クルッ__


相沢「そんときは、ここ、使っていいから。」


ニッコリと優しく笑いながら
相沢くんはそう言った。