メガネをはずしちゃいけません!

静かな裏路地を、
私と相沢くんは並んで歩いた。

誰もいない道。
沈黙が続く。

でも、なぜか相沢くんといると、
沈黙も苦にならない。

むしろ、いつも通りの私のペースでいられる…というか…
…安心する。…不思議だ。



相沢「…そういえば…」


そんなことを考えていると、
ふいに相沢くんが口を開いた。



相沢「さっき、美奈は、自分の努力を否定されてるみたいでつらかった…って言ってたけど__」




相沢「俺は、最近の美奈、どんどん…その、…かわいくなっていってると思うし…自分を磨こうとしてることもすごいと思ってる。」



美奈「…え…」


………


ちょっと、相沢くん…
デレが過ぎませんか…
いくらなんでも、ストレートに…かわいい…とか……


顔があつい。…



……だけど…


美奈「……そんな風に言ってもらえると、本当にうれしい。」



……うん。本当に。うれしい。


……でも……このままでは心臓がもたないかも…しれない…。



相沢「いや…本当のことを言っただけ。」


よく見ると、
相沢くんも、顔と耳が赤い。


それを見て、
心からかわいいと思ってしまったことは言うまでもない。