「憐夜、今日はそれくらいにしておけ」

「え〜?急に何、玲音ク〜ン」



玲音クン、僕は今キレてるんだよ?



「もう夜だ。こんな奴といるだけで脳腐るだろ」

「……フッ」



玲音クンの言葉に、久瀬日向が反応した。

……あ?



「やっすい煽りだな。百瀬は俺から逃げれねぇん───グフッ……!!」

「いい加減黙れ。クソ男」



8割の力で腹を蹴った。

ホント、反吐が出る。

しかも、本性出しやがった。

こんな奴引き連れてたなんて。



「……鬼龍も落ちたもんだな」



ホント、鬼龍はこんな奴を連れてたなんて。

バカバカしい。



「玲音クン、ソイツ鎖に繋げといて〜。餓死されても困るからパンでも与えといて〜」

「いいのか?」

「吐く前に死なれても困るもーん。足に壊せない鎖付けといて〜」

「ああ」



部屋を出ると、そこには涼クンが。