ま、間違えたっ⋯!!!



声に出すつもりはなかったのに⋯、!!!







あまりの恥ずかしさに


おろおろし焦っていると




教室の扉の所で女子に


囲まれていた彼が


こちらに向かってくる




え?



なんでこっちに来るの?!



あっ!


もしかしてさっきの非常識な人って


言っちゃったこと怒られる?!




と思ったが、


その時とある事に気づく






あれ?


そういえば私の隣の席空いてる⋯⋯





と思っていた時には


彼はもうこちらに来ていたようで


私の隣の席に座る





そして





彼は何も言わずに窓の外を見ていた