君と二度目の恋に落ちたら

自販機のすぐ近くの角を曲がると、そこにはもう前野くんが立って待ってくれていた。

前野くんは柔らかな表情で私を迎えた。

私は胸がキュッと高鳴りながら彼に近づく。


きっとこれから先、楽しいことばかりじゃなくて、辛いこともたくさんあるはずだ。だけど、私はどんな時も諦めずに頑張りたい。

私には母がいて、もかがいて、前野くんがいて…そして、父だっている。一人じゃない。


前野くんに伝えたいことがたくさんある。どれから話そうか。


私は彼の目の前に立って言った。


「お待たせしました」


これから先、私は君と一緒に過ごしたい――…



END