「一緒にタコパでもどーですか。…日頃のお礼に」
「…………神なの?」
「思ったよりヘタレすぎて構ってるほうが飽きてきただけです」
「……まっじ律ちゃん」
とか言ってるけど、日頃のお礼ってのは本当。
わりとこの人にはお世話になっている。
とくに最近は藍さんはもしかすると私の精神安定剤なんじゃないかとまで思ってきた。
「…俺だけでいーの?」
耳元、意味深なセリフ。
「……あんただけがええんやでー」
「いやなんで関西弁?………でもごめん、嘘でもうれしすぎてキスし───」
「ぶっ飛ばすぞ」
「おそろし標準語」
あの夏祭り以来、彼女から離れたのは私だった。
《りっちゃんごめんね》のメッセージは未読無視。
かかってくる電話もスルー。
学校でもそう、私は真琴以外のクラスメイトと今は行動している。



