慌てて自分のスマホでトーク画面を開いたけど、そんなメッセージは残っていない。
最後のメッセージは、仁くんの【今度どっか出掛けよ】だ。
「…もう連絡してこないでって送った記憶はないんだろ?」
「うん。私はそんなこと思ってない」
仁くんとのやり取りは楽しくて、嫌な現実を忘れられる。
数少ない癒しの時間。
もう連絡してこないでなんて言うはずがない。
「…誰かが私のスマホ、触ったのかな」
「……かもな。唯のスマホ、指紋認証だっけ」
「ううん、顔認証。パスコードロックに変えたほうがいいかな…」
指紋認証も顔認証も、寝てる間に解除できちゃうよね…。
「顔認証は寝てる間は解除できない」
いつの間にか向かいのソファに座っていた大くんが心を読んだかのように口を挟む。
最後のメッセージは、仁くんの【今度どっか出掛けよ】だ。
「…もう連絡してこないでって送った記憶はないんだろ?」
「うん。私はそんなこと思ってない」
仁くんとのやり取りは楽しくて、嫌な現実を忘れられる。
数少ない癒しの時間。
もう連絡してこないでなんて言うはずがない。
「…誰かが私のスマホ、触ったのかな」
「……かもな。唯のスマホ、指紋認証だっけ」
「ううん、顔認証。パスコードロックに変えたほうがいいかな…」
指紋認証も顔認証も、寝てる間に解除できちゃうよね…。
「顔認証は寝てる間は解除できない」
いつの間にか向かいのソファに座っていた大くんが心を読んだかのように口を挟む。



