【SR】また、月明かりの下で会いましょう。




私は首元から、そっとペンダントを外す。

そして、床から拾い上げた銀色丸いペンダントを見つめた。

裏側になっていたペンダントを表側に返す。




すると、丸形の中に三日月が綺麗に象られていて。


そっと、私のペンダントを丸形のペンダントに嵌め込んでみる………



2つのペンダントは、
しっかりと嵌め込まれた。

「アレクなの………?」



アレク・ローレンスは
ゆっくりと頷いた。


私達は、双子だった━━━…

決して結ばない運命。