美術館を出ると、その光景を見て驚愕した……… 何十台ものパトカーが美術館の駐車場に止まっていて。 私達に向けられている 背筋がピンッとするような緊張感のある視線。 「ハ…ル…?」 何が起こっているのか分からない私は、ハルを見る。 「早いな……」 そう呟いた、ハルは睨みながら辺りを見渡す━━━ その目は冷酷で。無表情で。 一歩…二歩……… ハルから離れる。 震えだす、身体。 「あなたは…一体何者なの?」