α様は毒甘な恋がしたい



「さっきも言ったけど、これからは俺様に甘えろ」

「……でも」

「一人で苦しみに耐えてきた女はぜってー幸せになれるつーこと。ちゃんと俺様が証明してやるから、なっ」




 ワルっぽく微笑む雷斗さん。

 なんでそんな優しい言葉を、私にプレゼントしてくれるのかな?



 今まで私は、戒璃くんに捨てられた悲しみを、誰にも話せずに生きてきたんだよ。

 苦しみを一人で抱え込んできたんだよ。



 もう限界だったの、強がること。

 私は大丈夫って自分に言い聞かせるたびに、心が折れそうになってたの。



 でも……

 寄りかかっていいなんて、優しい言葉をかけられたら……



 1人でいるのが、つらくなってきちゃった。

 誰かに依存したくて、たまらなくなってきちゃった。



 本当にいいのかな?

 雷斗さんに、自分の弱さをさらけ出して。

 私に頼られて、迷惑じゃないのかな?