「まぁ安心しろ。オオカミ学園ににぶちこんでも、俺がオマエのことを守ってやるから」
……ん?
オオカミ学園に、私をぶち込む?
「アルファしかいない学園だが、オマエがオメガだってことは伏せてやる」
生徒全員がアルファの高校に、転校するってこと?
何を考えているんですか!
私はオメガなんですよ!
薬を飲んでるし番がいるから、フェロモンを放っても番以外を誘惑しちゃうことはないと思うけど……
絶対ではないかもしれないし……
だからアルファの群れのなかは、オメガにとっての危険地帯であって。
安心しろと言われて、純粋に微笑むことなんてできなくて……
「やっぱりあなたのことは、信じられません」
「雷斗な、俺様の名前」
「私は今の生活を続けたいんです!」
「却下」
「施設の子たちと一緒にいたいんです!」
「そんなに俺様と一緒にいるのが嫌なのか?」
「できれば……雷斗さんと関わらない人生の方が……安眠できそうで……」
「ふーん。じゃあ、暴露させてもらうわ」
「ん、暴露?」



