「双子だからって、無茶ぶりはやめてください」
「俺様はな、八神戒璃の存在すべてが許せねーんだよ! 過去も、今この時間もな! んあー、もう、あったまきた! 美心のためっつーから学園ライブ協力してやろうってなったのに、やる気失せた。踊る気消滅した。帰るぞ、カザミ!」
「らっ雷斗、待ってください。帰ってはダメです。生徒が講堂に集まっているんですから!」
「だから?」
「これで雷斗が現れなかったら、どうなると思いますか?」
「別に俺様はな、世の中の奴らにどう思われようが興味ねーんだよ」
「美心に非難の矢が集中しても、今みたいに興味ねープイっができるんですね。薄情な男」
「カザミ、意味わかんねーこと言ってねーで帰るぞ! って……ん? 美心に……非難の矢?」
「ええ」
「は? なんで?」



