α様は毒甘な恋がしたい



 栄養失調で死んじゃうのでは?と心配になるほど、ガリガリな体に。

 炎天下の労働を強いられていると確信できるほど、日に焼けた小麦色の肌。


 真ん丸でかわいらしい瞳とは対照的に、男の子っぽいショートの髪は不揃いにカットされていて。

 まとっていたのは、ボロ布をつぎはぎしたのがまるわかりな汚いTシャツとハーフパンツ。


 腕や足などの見える部分だけでも、棒で叩かれたような跡が無数にあり。

 初めてその子と対面した時、僕の全身にショックがビリリリリ。

 僕は逃げることもせず、ただただその子を見つめてしまったんだ。



 土の上で腹ばいになっている、ツチノコの僕をじっと見て

「……私……生きていなくちゃダメかな?」

 大粒の涙をボロボロこぼした彼女。


「っ、、、人間の私の言葉なんて、わからないよね……」