α様は毒甘な恋がしたい


 「フフフ、可愛い」

 「笑わないで」

 「そういうのを、恋って言うんだよ」

 「こ……い……?」

 「早く完全に俺に沼って」

 「えっ?」

 「運命の番と両想いだって、俺にうぬぼれさせて」

 「わっ、私はオメガだよ!」

 「知ってる」

 「劣等種と付き合ったら、みんなからバカにされちゃうよ」

 「気にしないで。俺のオメガは世界一キュートだって、自慢するつもりだから」

 「……戒璃くんって……ホストみたいだね」

 「ディス?」

 「私が嬉しくなる言葉を……たくさんプレゼントしてくれるから……」

 「それならホストじゃなくて、美心だけのサンタになりたいな」

 「サンタさん?」

 「だから美心も俺だけのサンタになって、俺にプレゼントしてくれないかな?」