α様は毒甘な恋がしたい


 「笑ってくれた……戒璃さんが……嬉しい」

 「真ん丸な目を、さらに見開いて驚くこと?」

 「バイバイするまで、睨まれ続けると思っていたので」

 「俺だって、楽しいときには笑うよ」

 「実はこの公園に戒璃さんが来た時、警戒しちゃって……怖そうな人が来たって」

 「子供たちに暴力を振るわれたらどうしようって、心配になった?」

 「明らかにイライラモードで。睨み殺されそうなくらい怖かったから……ちょっと……」 

 「アハハ~ 素直すぎ」

 「ごっ、ごめんなさい!」

 「でも、あながち間違いとは言えないけどね」

 「ん? どういうことですか?」

 「そんなことより、まだ俺のことを呼んでるし。戒璃さんって」

 「じゃあ、戒璃……くん……」