α様は毒甘な恋がしたい


 「ウブってやつか。新鮮な反応。案外たまんないんだな、そういう反応されんのも」



 ヒィア? 

 不快どころか、金髪さんの変なツボを刺激しちゃってない?



 「まぁいい。恥じらいのある女は可愛くて大歓迎だからな」



 可愛いって言った? 

 私のほっぺに手を添えないで。

 至近距離で覗き込まないで。

 ちっ近すぎだから、あなたのお顔が!



 「今はオマエの望み通り、野次馬たちの目に俺らが映らないようにしてやる。それでいいんだよな?」

 「あっ、ありがとうございます」



 とお礼を言ってはみたものの……

 ん? どういうこと?



 ワルっぽく微笑んだ彼。

 八重歯を光らせながら指をパチン。

 すると、どうしたことでしょう?

 池の真ん中から、噴水がふき出してきたではありませんか!