「なに急に? 僕の肩を掴んで揺らすほど、戒ちゃんにとって驚くことなの?」
「だってその転入生、3日前に意識がなくなって病院で眠り続けているって、生徒会に情報が入ってきて……」
「転入初日の朝に学園に来たけど、階段から落ちてそのまま病院生活になっちゃったんでしょ?」
「あっ、そそっ、そうみたいだね……」
「その転入生、目覚めてよかったよね」
「孝里、今なんて言った? その子の意識が戻ったってこと?!」
「今日ね、僕のクラスに新しく入ってきたんだ」
「はぁ~よかったぁ~。一生眠り姫のままだったらどうしようって、ずっと気がきじゃなくて。転入生の子、大丈夫だった? 怪我してなかった? 笑顔だった? 辛そうじゃなかった?」
「なんで戒ちゃんが必死なわけ? 足とかにペタペタ絆創膏してたけど、ニコニコだったよ」
「そりゃ俺は、アルファ学園の生徒会長だし」



