「誰に甘えるのが仕事かって、俺様は聞いてんだけど」
そっそれは……
えーい、勇気をかき集めて。
「風弥さんと……雷斗さんに……です……」
はぁぁぁ。
バクバクが積もりすぎて、涙が瞳の奥に引っ込んじゃった。
「フフフ、模範解答ですね。美心に花丸を差し上げなければ」
「花丸とかじゃなくてさ、目に見えるプレゼントをくれてやれよ。例えば、ダイヤモンドとか。今夜買いに行くか? ジュエリーショップ何店舗か貸し切ってさ」
ひぃえ?
「う~ん。美心の心の輝きに勝るジュエリーなんて、この世に存在しませんからね。プレゼントをしたところで、宝石が自信を無くして道端の石ころと化してしまうのではないでしょうか」
「確かに。あり得るな」
ひゃっ!
なにその発想……



