ガチャガチャガチャ!
部屋の外から聞こえてきた、ドアノブを乱暴に扱う音。
ハッとなって、私も戒璃くんも入口ドアに視線を突き刺す。
「ったく。やっぱこのドア、鍵かかってんじゃん。でもって鍵はこのタイプかよ? 国が認めたトップ高のくせに、古くせーよな。電子キー使えよ。俺様じゃ開けられんね―し」
生徒会室の外にいるのは、雷斗さん?
「フフフ。かわいくお願いしたらどうですか? お兄様、お願いしますって」
風弥さんまでいらっしゃるみたい。
「どや顔ウゼー。兄貴づらウゼー。カザミ、早くカギ開けろっつーの」
「お任せください。それにしても大事な生徒資料が保管されている生徒会室の鍵が、鍵穴にキーを回し入れるタイプとは。お勧めしませんね。私が風圧をいじれば……」
「あっ、昨日俺様の部屋から美心奪ったの、その手口だろ?」
「猛獣みたいに私の頭に覆いかぶさってこないでください! はい、鍵が開きました。雷斗、突入しますよ」



