α様は毒甘な恋がしたい



 いや……

 ニコニコというより、笑顔がネチャネチャ?

 行きすぎスマイルが、逆に怖すぎるような……



「ねぇ」


 ひっ、アーチ状の陽だまりeyeで話しかけられた!


「なんでこの学園に入学してきたの?」


 そっ、それは……

 戒璃くんとの番関係を暴露されたくなければ……って、雷斗さんに脅されたからなんて言えないし。


「キミ、オメガだよね?」

「……えっ?」


 まさか、自分が気づかないうちにオメガフェロモンを放出しちゃってる?

 名前呼びされなかったし、やっぱり戒璃くんは私のことを覚えていないんだ。


「気づいてる? オスのアルファフェロモンがベッタベタに塗りたくられてること」


仕事を教えるって言われて、甘え方を双子アイドルにご指導いただいた時に付いたんだと思うけど……


「不快だから、俺のフェロモンで上書きさせて」