はー良かったぁ。
雷斗さんの手から、顔を引っこ抜くことは成功した。
オロオロテンパって思考力が急降下しているけれど、何か言わなきゃ。
えっと……
「わっ私の番は……八神戒璃くんで……」
「だからその名前、オマエの口から聞きたくないっつーの」
雷斗さんへのダメージ確認。
よし、ひるまず強気で攻めよう!
「戒璃くん以外に何を言われても、私の心は動かなくて……」
「へーそうか。やっぱりか。八神戒璃は、地獄に突き落とさねーといかんな」
……えっ?
雷斗さんの顔面パーツ全てに、怒りが宿っている気がする。
私、地雷を踏んじゃった?



