「わかってはいましたが、顔が同じ双子でもこんなに性癖が違うとは。実に感慨深いものがありますね。フフフ、おもしろい」
「俺様とカザミでは、性格も全く違うしな。女の好みは完全一致ってとこは面倒だが」
「私は相手の体内にじわじわと毒を回らせるように、時間をかけて愛でたい派なんです。相手の気持ち大事にしたいのですよ」
「俺様の強引さだってな、相手を笑顔にしたいと思うからこそなんだよ!愛なんだよ!」
「さぁ美心、選んでください」
えっ、選ぶ?
「今オマエの前に、同じ顔をした二人の男がいる」
喜怒哀楽全開の金髪王子と
冷静な執事系メガネ王子。
……ですよね?
「美心は私と雷斗、どちらに愛されたいですか?」
はっ、はいぃぃぃ?
「悩まず俺様を選ぶよな?」
「私の手を取ってください。そしたらお礼に、死ぬまで溺愛しつくしてみせますから」



