α様は毒甘な恋がしたい


 「……やっぱりな」

 「そっ、そうですマネージャー! 私たちのことばかり考えいてはダメじゃないですか!また彼女さんに捨てられますよ!」

 「うげっ! なんでカザミ、今その話出した?」

 「なんこ前の彼女だっけ? 私と担当アイドルどっちが大事なわけってキレられて、スマホを風呂の水ん中に投げ捨てたやつ」

 「あぁー雷斗、嫌なこと思い出させないでくれよ。お前らのおもりっていうマネージャー業が忙しすぎて恋人にフラれたの、5回はあるんだからな」


 ……それは、ご愁傷さまです。

 アイドルのマネージャーさんって、大変なお仕事なんですね。



 「じゃぁ俺は行くよ。雷斗も風弥も、学園内でもちゃんとアイドルでいるように」

 「うす」