玄関先に立っていたのは、全身濃い青色を身に纏って腰元には重そうな金属を沢山ぶらさげた、男の人が二人。
表情が少し固くて、良い人には見えない。
一気に警戒心が増した。
「こん、にちは…。警察ですが、この間出てくださった男性の方は?」
「警察…。お、おじさんなら外出中です。すぐに帰ると言ってました」
「じゃあ、また来ますね。ちなみに、お嬢さんですか?」
「お嬢…さん?」
「あ、おじさんってことは、姪っ子さんかな?この辺で事件があってね。一週間ほど前に、お話を聞いたんだ。あれから思い出したことはないかと思ってね」
「何も言ってなかったと思います…。もう良いですか?」
「うん、ごめんね。じゃあまた来ますって伝えてくれるかな?」
「はい…」



