テレビから聞こえる、飛び跳ねたくなるような曲に合わせて体を小さく動かしていると、家中に高い音が響いた。 「あ、インターホン。お客さんだ」 これもおじさんに教えてもらったこと。 この音が鳴れば、外に誰かが居る印。 おじさんを真似て、〝はーい〟と返事をして扉を開けた。