優しい犯罪





手の感覚もない気がする…。



自分が今どうなっているのか分からなくなって、視界が暗くなった。




おじさんの言うことを聞かなかったから、罰が当たったんだ。



おじさん、ごめんなさい。




回らない口を動かそうとしていると、おじさんの声が聞こえた気がして、きっと目が覚めたら叩かれて新しい傷ができるんだろうなと思った。