電話を切ると、お風呂から俺を呼ぶ音楽が鳴った。 お風呂場に行くと少女はまだ浴室にいて、扉越しに声をかける。 「どうした?頭とか体とか洗えたか?」 「はい。滲みましたけど、何とか終わりました。湯船に入りたいんですけど、お湯に色がついてて…」 「色?入浴剤のこと?」 「にゅ、入浴剤?」 聞き返すということは、知らない証拠。