いろんなことが頭をよぎっていく中、舜は言った。
「結婚する?」
え、結婚する?って言った?
一瞬にして、脳内停止した。
『結婚する?…する。本当に?』
「しよう、成功!」
『え、本当?夢?』
「夢じゃなさそう」
と、夢じゃないことを伝えたいらしくて胸を鷲掴みしてきた。
なんなん?
夢じゃないことはわかったけど、この方法。
『やばい、泣く』
「泣かないで〜♪」と、替え歌を歌ってる舜。
替え歌が耳に入ってこないくらい嬉しすぎて、涙が止まらなかった。
『ねぇ歌わないで』
「俺は金持ちじゃないので、指輪は用意してないから今度買いに行こう」
『嬉しい、ありがとう』
と、抱き締めると抱き返してきてくれた。
最高の誕生日だし、忘れられない誕生日になった。
未だに涙が止まらなくて舜には笑われている。
それに、
タイミング良く「お風呂が沸きました」って…え、今?
嬉しい涙だけど、明日は顔浮腫んでるに違いない。

