『これ欲しい』
と、大きなぬいぐるみを抱っこして見せると「いらない」と却下された。
『欲しい』
「子どもやん」
『買いたい』
「違うの買いに行こうよ」
と、舜と私の戦い。
本当に舜が言う通り子どもみたいな駄々のこねかた。
今思えば、舜はほぼ呆れた半笑いだったように思える。
勝利はもちろん舜です。悔しい。
手に入らず、機嫌は損ねたけど…違うもの用意してくれるっていうから要ご期待です。
『違うものって何?』
「言ったらつまらんやん」
嘘かもしれないし、本当に用意してくれてるかはわからないけど…ここに連れてきてくれたことに感謝しなきゃだよね。
と、我に返った。
それに、ご飯代もお土産代も出してくれて頭が上がりません。
『ありがとう』
「いいえ」
『また連れてきてね〜楽しかった』
「良かった、また来よう」
『嬉しい』
ぬいぐるみは買えなかったけど、閉園ちょっと前に帰宅した。
電車は座れるはずもなく、ずっと立ちっぱなしの1時間。
たくさん遊んだからさすがに疲れたな。
『舜も疲れた?』
「うん」
『今日、舜が凛の保護者みたいだったよ』
「まじでそう」
『1人だったら迷子だった』
「本当にそれ」
帰り道もどっちかというと舜の子どもみたいに引っ張られるようにして帰宅。
流石に疲れた。
『今日シャワーだけにする?』
「お風呂沸かしてくる」
『やば!神様がいる』

