次の日はいつも通りだった。
朝はなかなか忙しくて、スキンシップは取れないけど…会えるだけで満足。
『行ってきます』
「気をつけてな」の会話ができるだけで幸せなのです。
一緒に住んでたら友達と遊びに行って遅い日もあるけど、だいたい起きて待ってくれたり…駅まで迎えにきてくれる時もある。
本当に優しいくて…たまに頭が上がらない事もある。
この数年で、どれだけ変わっただろう。
あの頃が考えられないけど…あの頃では考えられないくらい大切な人になった。
この人のために仕事も頑張ろうと思える。
この人のために、家も掃除を頑張ろうと思える。
この人のために、可愛い自分でいようと思える。
『来月、凛の誕生日だからヘアカットして』
「誕生日に?」
『その前に』
前々に言ったことあるけど、それはスルーされ結局柚香に切ってもらった記憶がある。
『短くしたいの〜切りっぱなしみたいな感じ?』
「切りっぱなしは店長の方がうまいよ」
『なんでよ!』
「いつ?」
『来週のお休みの日』
「いいよ」
『やった!ありがとう〜』
と、抱きつくとキスされた。
ばっさり切ってもらうのは2回目。
毎度、さにげなくスルーされてたから嬉しすぎた。
「そういえば、凛の誕生日出かけよう!予定入れないでね」
『嬉しい〜凛の実家?』
「笑えない」
と、笑って言っていた。
いつか現実になったらいいな。気長に待ってるね。
それにしても舜から出かけようの誘いは嬉しい!
ヘアカットまでしてくれるし、今日だけで嬉しいことがいっぱいで大満足な一日だった。
今日忙しかったけど、仕事頑張ってよかった。

