私は私を傷つけることで免疫を作った

痛いと感じないように
傷だと認識出来ないように

それが私のためだと思って
何日も繰り返し続けて
それが癖になって

心の中は傷跡だらけ

それにすら気づかない


「誰かに何かを言われたら」


その時のために

ずっと

そう

ずっと

来るかわからない未来のために

私は私に傷をつけ続ける

誰のせいでもない

これは確かに私がつけた傷跡