ベッドに寝転がり、今日の一日を振り返る。

ご褒美に買ったハーゲンダッツは惜しくも飛ばされてぐちゃぐちゃになってしまったけど、仕方がない。

「なんだか色々あったなぁ、、、」

スマホを取り出し、先ほど交換したばかりの連絡先を眺める。

アイコンは見たことない種類の犬だった。
ペットだろうか。飼い主に似て生意気そうな顔をしている。

そこまで考えて思わずふっと笑ってしまった。

ムカつくやつだけど、御曹司らしいけど、中身は私と同じ、等身大の少年なんだ（年齢は知らないけど、、）。

あいつが何やらデートデートと言っていたのを思い出す。

「、、まあ１回くらいならいいか」

そう呟き、私は深い眠りについた。