KISSでチェンジ!

 思い出せばきりがない。
 純は歩くスピードを早めて校舎裏へと向かった。

どうせ誰もいないんだから、さっさと確認して帰ろう。
 そう思ってスマホ周囲を照らした瞬間だった。

 ぼんやりと人影が浮かび上がってきて悲鳴を上げそうになった。
その人物は女子生徒の制服を来ていて、髪の毛は腰まで長い。

さらに前髪で顔半分が隠れていてその顔を確認することはできなかった。
「ひっ……!」

 出てしまった!
 こんなときに学校の階段と出会うなんて!

 数歩後ずさりをしたところで、もう一人いることに気がついた。
その人物は地面に仰向けになって倒れている。