純は自然と早足になり、額にじっとりと汗が滲んできていた。
さすがに帰宅がおそすぎる。
部活動もバイトもしていない良明なら、告白時間を考慮してもとっくに帰っていていいはずだ。
夜の公園。
夜の河川敷。
誰もいない場所をひとり探し回る純は気がつけば学校の前を歩いていた。
窓から漏れ出ている光はひとつもなく、校門も今はフェンスで閉じられている。
さすがにもう誰もないだろう。
そう思って通り過ぎそうとした瞬間、なにか嫌な予感があって立ち止まった。
焦げ茶色に塗られたフェンスの奥を凝視してみるけれど、明かりがないので暗闇が続いているばかりだ。
耳を済ませてみても人の声や足音は聞こえてこない。
それでも予感を拭い取ることができなくて、胸の高さのフェンスに両手をかけていた。
「よっ」
さすがに帰宅がおそすぎる。
部活動もバイトもしていない良明なら、告白時間を考慮してもとっくに帰っていていいはずだ。
夜の公園。
夜の河川敷。
誰もいない場所をひとり探し回る純は気がつけば学校の前を歩いていた。
窓から漏れ出ている光はひとつもなく、校門も今はフェンスで閉じられている。
さすがにもう誰もないだろう。
そう思って通り過ぎそうとした瞬間、なにか嫌な予感があって立ち止まった。
焦げ茶色に塗られたフェンスの奥を凝視してみるけれど、明かりがないので暗闇が続いているばかりだ。
耳を済ませてみても人の声や足音は聞こえてこない。
それでも予感を拭い取ることができなくて、胸の高さのフェンスに両手をかけていた。
「よっ」



