顔を上げて肩を叩いた相手を確認すると良明であり、純は盛大に息を吐き出した。
入学早々居眠りで注意されたのかと思って心臓が跳ね上がった。
教室内で妙な注目を浴びるのだけはごめんだった。
「なんだよ驚かせるなよ」
「驚いたのは純の勝手だろ」
相変わらず冷たい顔で冷たいことを言う男だ。
こんな男のどこがいいのか未だに俺はわからない。
「なにか用事?」
あくびを噛み殺しながら聞くと良明が真剣な表情になった。
といっても、これも長年連れ添った純だから気がつけた表情の変化だ。
「どうした?」
「最近、視線を感じるんだ」
入学早々居眠りで注意されたのかと思って心臓が跳ね上がった。
教室内で妙な注目を浴びるのだけはごめんだった。
「なんだよ驚かせるなよ」
「驚いたのは純の勝手だろ」
相変わらず冷たい顔で冷たいことを言う男だ。
こんな男のどこがいいのか未だに俺はわからない。
「なにか用事?」
あくびを噛み殺しながら聞くと良明が真剣な表情になった。
といっても、これも長年連れ添った純だから気がつけた表情の変化だ。
「どうした?」
「最近、視線を感じるんだ」



