KISSでチェンジ!

後のことは、また考えればいい。
と、そのときだった。

こちらを見ている視線に気がついて純は息を飲んで周囲を見回した。
周りにいるのは昼休憩を満喫している生徒たちで、みんな思い思いに過ごしている。

さっきまで純と良明がいた自販機の前にもたくさんの生徒たちが並んでいた。
そこから視線を感じた気がしたけれど、誰も純たちを気にしている様子はない。

気の所為……?
きっとそうだ。

考えすぎてちょっとしたことにも敏感になっているだけ。
純は自分に気合を入れるように残りのコーラを一気の飲み干したのだった。