『僕は笑ちゃんのことハァなら

なんでも知ってるよ…ハァハァ

ずっと見てきたんだからね…ハハハッ』



えっ…はっ!!

ずっと見てきた…?


『なっ何言ってんですか!?

ずっとって

どーゆーこと…?

昨日初めて私を見たんじゃないんですか…?』



さっき治まった涙が

また溢れてきた

なんで私なのよ!

可愛い子なら他にいっぱいいるじゃない!!



『そそそーだよ…!!

僕はずっと笑ちゃんのことを見てたんだから

ももちろんこれからもね!?』



イヤ───…。



─バキッ



『…圭っ!?』